新国立競技場計画、白紙から見直し

管理人です。

このブログでも何度か取り上げた話題ですが、巨額の工費が世論の大批判を浴びている新国立競技場問題で、政府は白紙からの見直しを表明しました。今日の東京新聞朝刊は、これをトップで報じ、初期から計画に警鐘を鳴らしてきた日本を代表する建築家、槇文彦についても「国動かした建築家の一念」として伝えています。

東京新聞のネット版では、この槇さんについての記事部分を読むことができます。

新国立 計画白紙 国動かした建築家の一念

紙媒体のトップ記事では、2013年9月23日と2014年10月5日の東京新聞紙面の写真を掲載していて、同紙でも、この問題を2年前から伝え続けてきたことを示しています。

この問題は最近になって巨額の工費が明らかになり、テレビのバラエティ番組などでも盛んに取り上げられるようになりましたが、2年前の槇氏の問題提起を、東京新聞などがこのように、地道に伝え続けていたからこそ、今回の国の計画変更に結び付いた、と言えるでしょう。この東京新聞のジャーナリスト精神は、まさに賞賛に値する、と管理人は思います。

もちろん、この問題はこれで解決、ではありません。今後とも、一部の政治家やゼネコンの利権のためではなく「本当に、みんなが使いやすい、周囲の環境にマッチした、長く市民に愛される競技場ができるか、工費は本当に縮小できるのか」と長期にわたって監視していかなくてはならないと思います。

今回、政府の見解が二転三転したこと(数日前まで、首相も「確かに高いが、間に合わないから計画はそのまま。。。」と言っていましたよね)の背景には、何が何でも通したい「戦争法案」の方で「オウンゴール」が連続し、内閣支持率がついに(NHKの世論調査までも!)逆転してしまったことへの危機感(「これ以上のオウンゴールはヤバい」という)があるのでしょう。ここで何とか、得点を稼いでおかなくては、と。でも、市民はこんなマヤカシには騙されませんよ!

安倍首相は計画の白紙見直しの表明にあたり、「国民の皆様の声を聞いて計画を見直すことにした」と言っていますが、それだったら、戦争法案も国民の声を聞いて即時、撤回・廃案にしてもらいたいものです。法案に「反対」が58.7%、「(法案について理解できない、という人を含め)今国会で成立させるべきでない」が63.1%、「政府が法案について十分に説明しているとは思わない」に至っては84.0%というのが、最近の世論調査(6月20日・21日、共同通信)の数字です。

直近の世論調査で、内閣支持率はすでに40%前後に下がっていますが、先日の強行採決で、支持率はさらに落ち込むでしょう。(政治評論家やジャーナリストによると、与党が強行採決をやると支持率が10%前後下がる、という経験則があるそうです。)30%になると、内閣にとっては「危険水域」と言われています。市民の力で、戦争法案を廃案に、そして安倍内閣を退陣に追い込みましょう!

(2015-7-18)
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