「集団的自衛権行使」の帰結

日記
08 /29 2015
現在、参議院の平和安全法制特別委員会で審議されている「戦争法案」が成立し、自衛隊の海外での活動が拡大すると、どういうことになるのか。当然、自衛隊員のリスクは増加し、直接の戦闘行動での戦死者が出る可能性は高くなるだろう。

幸いにして、直接の戦闘行動に巻き込まれての戦死者が出なくても、過酷な戦場での体験は、隊員に大きな精神的ストレスを与え、いわゆるPTSDなどの障害を引き起こす可能性は高い。

この問題に関連して、昨日の東京新聞(朝刊)は前の戦争がもたらした帰結をトップで報じていた。

元兵員 残虐行為の悪夢 戦後70年 消えぬ心の傷

戦後70年、いまだに前の戦争に起因する精神障害で通院治療を続けている方々が10人もいるというのだ。もちろん、戦中・戦後はもっと多くの患者がいたはずだが、多くの人はすでに亡くなられていて、現在まで存命の方々が10人ということだ。

記事によると38年~45年、当時、精神障害に対応する基幹病院だった国府台陸軍病院が収容した精神障害患者は1万400人に上り、それも氷山の一角だろうという。この記事を読むと、戦場での過酷な経験が如何に心に大きな傷を負わせるか、ということがわかる。

現在の戦争ではどうだろうか。これについては、ジャーナリストの志葉玲さんがアメリカの現状を伝えているので、是非ご紹介したい。

元米兵が問う集団的自衛権ー1日20人が自殺、PTSDに苦しむ米兵達は将来の自衛官の姿か

日本の若者たちを、こんな過酷な戦場に断じて送り込んではならない。「戦争法案」は廃案しかない!

(2015-8-29)