小林幸子さんと「千本桜」

「木村えい子と仲間たちのブログ」管理人です。昨年は大変な年だったので、新年になってもあまりめでたくないな、という方も多いと思いますが、今年は「絶対に負けられない戦い」、参院選の年です。気持を新たに、頑張りたいと思います。

さて、時間はちょっと戻って、表題の小林幸子さんと「千本桜」の話。(管理人はコンピュータ・オタクなので)ちょっとマニアックな話になるかもしれませんが、よろしければお付き合いを。

管理人は演歌が嫌いなので、昔は「紅白」を見なかったのですが、最近はJ-POPや純ロックのバンドの出演も多くなったので、毎年見るようになりました。昨年の紅白のサプライズは、何と言っても小林幸子さんが再度出場を果たし、しかも歌った曲が「ボカロ」曲の「千本桜」だったことではないでしょうか。

「ボカロ」をご存知ない方のために補足しますと、ボカロ(ボーカロイド)というのは、一言でいえば、コンピュータによる音声合成技術を使った「歌うロボット」です。(ボカロの代表的なキャラクター、初音ミクの名前は、どこかでお聞きになったことがあるのではないでしょうか。)管理人は、このコンピュータ音声合成技術の初期の時代に、ちょっと関連する仕事をしていましたので、この技術にはずっと興味を持ってきました。

このボカロのソフトウェアを使うと、単にボーカロイドに既成の曲を歌わせるだけでなく、自分で新しく作曲もできます。それで、最近は学校の音楽教材にも取り入れているところがあると聞きます。

これは考えてみると画期的な発明で、これによって多くの名曲が、これまで無名であった、多くの若い作曲者によって作られました。その中には、これまでのメジャーな音楽シーンに流布している楽曲をはるかに凌駕する(と管理人は思います)名曲も数々あります。その結果、GOOGLEのCMに初音ミクのTell Your Worldが起用されるなど、今や「ボカロ」技術と、それに関連する文化は、マンガやアニメと同様、日本発のユニークなカルチャーとして、世界中に広がる状況になりました。

(1-10追記:YouTube朝日新聞デジタル・チャンネルにこんな紹介記事がありましたので、ご参考までにリンクを掲載します。)
世界に広がる仮想歌姫「初音ミク」新進クリエーターに迫る

日本にはこれだけのユニークな技術や文化があるのだから、これこそ「世界に輸出」すべき「ソフトパワー」資産ではないでしょうか。これらの高度でエレガントな(「カッコ良い」)文化に比べて、「ダサさ」の極みである武器や原発なんか、輸出する必要はないのです!

話を戻して小林幸子さん。管理人は演歌を聞かないので、もちろんこれまでは、彼女には何の関心も持っていませんでした。なので、「なんで小林幸子が千本桜?」と不思議に思っていたのですが、調べてみると「リテラ」というサイトにこんな記事が掲載されていて、やっと疑問が氷解しました。

復活、小林幸子が語る紅白への思い

この中の「芸能界の圧力」といった話は良く分かりませんが(まあ、そんなこともあるんだろうな、とは思いますが)、管理人が注目したのは、いわば「メジャー」の世界から、ネットという「カウンター・カルチャー」の世界へ、見事に転身を果たした「切り替えの早さ」や「柔軟な発想」です。このような転身は、彼女のようにメジャーの世界で成功を収めてきた人間であればあるほど、難しいことだろうと思います。

ひるがえって考えてみると、我々リベラル勢力に今、必要とされているのも、この「柔軟性」や「発想の豊かさ・多様性」ではないでしょうか。既成の概念を一度取り払い、過去の成功体験も一度、わきに置いておいて、「我々はどんな社会を理想として活動を続けているのか」もう一度原点に戻って考えてみることが必要なのではないかと、最近つくづく思います。その上で、その思いを多くの人に向けて発信していくことが重要なのではないでしょうか。

ちなみに、この「リテラ」というサイトは偶然、見つけたのですが大変に面白いサイトなので、この際、紹介しておきたいと思います。面白い記事が沢山ありますが、管理人のお勧めは以下の記事です。

芸能人「よく言った!大賞」1〜5位

海外のアーティストに比べ、日本のいわゆる「芸能人」が政治に関して語ることは、これまでタブーとなっていましたが、ご存知のように石田純一さんは国会前で演説し、そのタブーを破ってくれました。こういうことは、もっと評価されていいと思います。

(2016-1-4)
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