下町ボブスレー、「クール・ランニング!」

日記
01 /18 2016
管理人です。本日は、久々のグッドニュース! 大田区の町工場が中心となって開発したボブスレーを、「あの」ジャマイカ・チームが採用決定。2018年の平昌冬季五輪を共同で目指すとのこと。

「下町ボブスレー」五輪へ再出発 ジャマイカ連盟と会見

昨年放映されたTVドラマの「下町ロケット」は大変に好評だったようですが、こちらの「下町ボブスレー」は、現実のプロジェクトです。(「下町ボブスレー」もTV番組として、NHKのBSプレミアムで放映されたようですが、それはこの実在のプロジェクトが元になっています。)

ところで、ジャマイカのボブスレー・チームといえば、もちろん「クール・ランニング」ですよね! 笑いあり、涙あり、何よりも人々の温かさやチームの友情に心打たれる、最高の映画だと思います。管理人はこの映画が本当に好きで、息子たちと、何度繰り返して見たことか。まだご覧になっていない方は、是非一度、ご覧になることをお勧めします。(アマゾンなどでDVDを簡単に入手できますし、レンタル店にもあると思います。)

この「クール・ランニング」を見たことのある人にとっては、今回の決定は管理人と同じように本当に「ワクワク」させられる、素晴らしいニュースであったろうと思います。日本の下町の工場の高い技術に注目してくれたジャマイカのボブスレー連盟に、最大限の敬意を表したいと思います。

それにしても、この「下町ボブスレー」は、日本が世界に誇る高い技術を持った町工場が協力して作り上げたマシンですので、「何故、それを日本のチームが採用しないのだろう?」という疑問が残りますね。その疑問を解消する、以下のような記事を、「ダイヤモンド・オンライン」で見つけました。

「下町ロケット」以上の苦難!“下町ボブスレー”五輪への遠い道

どうもなかなか難しい、しかし現場では良くある話のようですが、せっかく日本の高度な技術を生かしたマシンを使えないというのは、いかにも「もったいない」という気がします。

また、この記事の中で「当時大田区では、元々操業していた9000社あまりの製造業企業が、約3000社へと激減していた。」とあるのも気になるところです。「アベノミクス」も同じですが、それ以前から始まる新自由主義・グローバリズムの進展とともに、こういった優秀な「町工場」が、沢山つぶされてきました。

そのことは、「モノ作り」の強さを最大の武器としてきた日本経済を長期的に没落させこそすれ、発展させることはないでしょう。なぜなら、こういった現場は、新自由主義者が最重視する、単なる「コスト計算」で動いているわけではないからです。日本の高度な技術を支えているのは、多数の小さな企業が、改善に改善を重ねて培ってきた(分野によってはとても特殊な、他国に例がない)製造技術なので、いくらコストが安いといっても、新興国の未熟な企業で置き換えることはできないのです。

そういった個々の高度な技術を持った企業群が協力してモノ作りが出来る体制こそ、日本の宝なのです。管理人は長年、そういったモノ作りの現場で働いてきましたので、そのことが実感として分かります。日本の製造業の99パーセントを占める中小企業を大切にしない政策は、まさに日本を滅ぼす政策です!

とにかく、今回はジャマイカが採用してくれてよかった!ジャマイカに大感謝!ですね。ジャマイカ・チームが良い成績をあげたら、蒲田駅前でレゲェ・ライブでもやってお祝いしたいものです!

(2016-1-17)