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Eさんのこと

日記
04 /22 2013
 選挙カーを追いかけてきて「木村さん応援するよ、冷たいものでも飲んで」と3000円ものカンパを差し出され、私は「気持ちだけ受け取ります」と言って固辞したのです。Eさんにとって、そのお金がどんなに重みのあるものか、痛いほど知ってる私はとても受け取れなかったのです。2年半前の参議院選挙最中のことです。

 Eさんは、私が活動していたNPO法人で、様々な理由で路頭に迷った方々の生活支援、就労支援活動で知り合い、その中でEさんは自立し、コンテナの巡回管理で生計を立てていました。多くを聞いた訳ではないのですが、子どもを大学に行かせるために借金し、その後、仕事を失い、借金を抱え、家族はバラバラ、路頭に迷うところまで追い込まれた方です。あと半年で60歳「年金が少しもらえる」と楽しみにしておられました。

 世の中は非情、程なくEさんの訃報を聞き、本人の無念さは如何ばかりであったか、私の胸に突き刺さったままです。

 いま親の経済力の格差が教育格差につながり、貧困の連鎖を言われていますが、まさに日本の未来を担う子どもたちに教育の機会均等を保障する制度が必要です。日本の「文化・経済あらゆることに成熟した未来を築く」ためにも価値ある投資です。

(2013-4-21)