平均値

 毎日神奈川県内を遊説して回っていると、電車移動も頻繁。その折り、気付いたことがあります。電車の吊革の長さのことです。

 最近の電車で「増えつつあるなあ」と感じたのは、吊革にところどころ長いのがあって、小柄な私でも疲れない長さになっているのです。
 これまでは、平均的な身長と、乗降の邪魔にならないといったことで、吊革の長さが設定されて来たのだと思います。でも140センチの小学生もいて、180センチの大人もいる。身長は人それぞれ、設定された平均値でひとくくりにするには無理があるのです。

 通勤していた頃、電車が揺れるたびに吊革につかまり直すのですが、腕を伸ばしたまま、きつかったことを覚えています。きっとこうした声を受けて、吊革の長さが改善されたのでしょうか。最近の、ひと工夫の配慮がある電車、全ての電車がそうなって欲しいと願っています。

 話は替わりますが、薬を飲む時も大人2錠、子ども1錠といった表示。同じ大人でも体重80㎏の人と40㎏の人が同じ量でいいのかな、と考えます。もちろん目安ですから、あんまり厳密に言ったら混乱するのかもしれません。

 へ理屈のように聞こえるかもしれませんが、一人ひとりが過ごしてきた人生も、全ての顔が違うように、平均値でひとくくりにして物事を決めていく手法は、ひとつの方法であって全てではない、限界があると考えるからです。いつも、安易に物事を決める手法に依存してはならないと、自分に言い聞かせています。

 そのちょっとした考え方の差で、機械的な冷たい判断となるか、人間的なぬくもりのある判断となるか、場合によっては決定的違いとなる筈です。でも、このように常に意識して考えていくことは、なかなか難しいところですね。

吊革

(2013-7-12)

Twitter & YouTube
日々のつぶやき
YouTubeチャンネル

参議院平和安全法制特別委 2015年9月17日 鴻池議長不信任決議案賛成討論
月別アーカイブ
最新記事
連絡先・問い合わせ先
外部リンク
QRコード
QR