橋を渡ったら

 川面を凝視、微動だにしないアオサギがいます。橋の上から久しぶりに見た光景、ゆとりがないと目に映りません。我が家の前は境川、どこに出かけるにも橋の往来が欠かせないのです。
 アオサギがすっくと立つ風情は“考える葦”、小魚を捕食するため、じっと待ち続ける、空振りもあるけど、ひたすらそのスタイルを保持しているのです。その点、川鵜は水中に潜り、長く器用に泳ぎ回り魚を追いかけ、かなり大きい魚も飲み込み貪欲です。それぞれのやり方で必死に生きています。      

  変わらない日常の風景
 いつものように、橋を渡ったら、空気は一変した。  
 いつのまにか、憲法は変わっていた。 

 麻生太郎副総理の「憲法はある日気付いたらワイマール憲法からナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気付かないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」の発言、ナチスに虐殺された人々の魂は安らかに眠ることすらできません。日本国民を愚弄してもいます。
 
 始末が悪いのは、本気で日本国憲法の改正について、国民に「考えさせない、議論をさせない」でおこうという魂胆が丸見えなことです。また安倍首相は集団的自衛権の行使について、「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」で検討を指示し、尖閣諸島問題など必要以上に国民世論をあおり、自衛隊(国防軍)を出動させる空気をつくり、憲法解釈変更を行い、なし崩しに行使できるようにしたいと狙っています。
 このことについて、元・前内閣法制局長官は共に、集団的自衛権の行使について憲法の解釈変更は難しいと述べています。
 しかし、安倍首相は、衆議院・参議院の勢力分野が3年変わらない中で、実力行使を行うことは明白。これは戦争する国へのかじ取り、暴走する政治の序奏であり、最終章が憲法改正です。
 
 ここが正念場です。自民党の憲法改正案がもたらす、国民主権、人権主義、平和主義の危機に、知恵と行動力を結集し歯止めをかけていきましょう。国民世論という大きな武器を味方にして反撃に転じましょう。
 何よりも子どもたちに安心の未来をバトンタッチするために。

アオサギ

(2013-8-21)
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