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今回の選挙で、原発再稼働や集団的自衛権まで支持されたわけではない

日記
12 /16 2014
国民の多くが「何故、この時期に選挙をやるのか分からない」と感じていた「大義なき総選挙」が終わりました。短期決戦の選挙戦で、私なりに全力で闘いましたが、結果的に当選はできず、残念です。選挙戦の間、支援してくださった市民の皆さま、とりわけ街頭で暖かい支援の言葉をかけてくださった多くの支持者の方々に、熱く御礼を申し上げます。

選挙の結果として、 自公は2/3を維持し、民主・共産が増、社民党は改選前議席と変わらず、ということになりました。多くの国民にとっては、「結局、何のために選挙をしたのか?」という疑問が改めて残る結果だったと思います。選挙への関心も高まらないままでした。52.66%という戦後最低の投票率が、今回の選挙の「大義のなさ」を如実に語っています。

ところが、一部の新聞やTVでは「自公圧勝」のような報道をしていました。これは全く事実と異なります。自民の議席数は1減で、その代わり公明が4増で自公あわせて2/3は維持しましたが、これを「圧勝」とは言えないでしょう。逆に、民主が11増、共産が15増で、自民にとって「改憲」の同志である次世代は大幅に議席を減らし、安倍政権にとって 、本来の目標である「改憲」へのハードルは高くなったとさえ考えられます。

東京新聞は今日の朝刊で、このような衆院選結果分析を掲載しています。

首相は「公約支持」というが 議席数 「改憲」減 「脱原発」増

客観的な、良い報道だと思います。自公が選挙で勝ったからといって、有権者は「原発再稼働」や「集団的自衛権」まで支持したわけではありません。そのことは、各種の世論調査が示しています。有権者は自公にすべてを「白紙委任」したわけではなく、今後の政権運営によっては、支持率の低下もあり得るでしょう。

今回、経済対策(「アベノミクス」)を隠れ蓑に日本を「戦争の出来る国」にしようとする安倍政権にストップ をかけるべく、社民党は議席増を目指して選挙を闘いましたが、残念ながら議席増はなりませんでした。民主・共産の議席増に見られるように、安倍政権に対する一定の批判票はありましたが、残念ながら社民党はその受け皿になることはできませんでした。

この結果を受けて、今回何故、我々が支持を広げることができなかったのかを真摯に分析し、どうすれば広範な市民に支持層を広げていくことができるのかを考え、改善するための具体的な策を練り、実行していかなくてはなりません。その作業はすでに選挙直後から、始っています。

選挙の結果はどうあれ、我々は、危険な安倍政権の暴走を座視しているわけにはいきません。社民党は、可能なあらゆる手段を考え、社民党がリベラルな市民・労働者の声を代表する受け皿になれるよう、今後とも自公政権と対峙し、闘っていきます。今後とも、皆さまのご支援をよろしくお願いします。

(2014-12-16)