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「禁演落語を聞く会」に行ってきました

日記
05 /27 2015
「木村えい子と仲間たちのブログ」管理人です。

昨日(5月26日)、参議院議員会館で開催された「禁演落語を聞く会」に行ってきました。

http://www.labornetjp.org/news/2015/0526rakugo

最初、聞いたときには「禁(煙)落語?」って何?と思ってしまったのですが、「禁煙」ではなくて「禁演」、つまり「これらの落語は、上演してはならない」という意味です。もちろん、戦時中の話です。当日、「禁演落語」について解説をしていただいた読売新聞編集委員の長井好弘さんのお話では、当局が禁止したというよりも落語界の「自主規制」で、「これらの落語は上演しないから、その代わり他の落語はやらせてくれ」という苦肉の策?だったようです。

東京新聞などが開催予定を掲載してくれたおかげで、参議院議員会館の講堂は超満員。林家たい平師匠の「超絶」話芸に、マクラから本番まで、会場は爆笑の渦につつまれました。(と月並みな表現ですが、まさにこうとしか表現のしようのない面白さで、管理人のおなかも大よじれ。)TVの「笑点」はいつも見ていて、落語は好きなので良くTVで見たりしているのですが、やはり生で聞く迫力、面白さは言葉では表現できません。今度是非、寄席に行ってみよう、と思いました。

当日の演目は「廓ばなし」の一つですが、聞いてみても「何故、こんな内容の落語が当時は上演できなかったのだろう?」と不思議に思ってしまいます。そこからも、戦争というものが如何に人間の心をいびつにするのか、がうかがえるような気がしました。「権力は、庶民の『笑い』を嫌う」ということなのでしょう。「表現の自由」といった問題以前に、「笑い」が封じられた社会ほど恐ろしいものはない、と管理人は思います。

当日は写真でもお分かりのように、「高座」までしつらえられていました。議員会館の中で落語を上演した、というのは多分、前代未聞ではないでしょうか。たい平師匠も、「これだけ沢山の人に聞いていただけるなら、毎年やりましょうか?」と笑いをとられていましたが。冗談ではなく、是非是非お願いします!

(2015-5-27)